こんにちは、セラピスト向上委員会、向上長のSatoshiです。
このブログでは、セラピストを目指す方々や、すでに活躍しているセラピストの皆さんに役立つ情報をお届けしています。
今回のテーマは「セラピストのための解剖学:体と心のつながりを理解する」です。
セラピストとしての仕事は、お客さまの心と身体、両方をケアするものだと僕は考えています。
心と身体は互いに深く影響しています。
この関係性を理解することが、セラピストにとってとても大切です。
★お客さまの心を理解するために、身体を理解する
解剖学とは、人間の体の構造と機能を理解する学問です。
人間の身体が、どのように成り立って、どのように機能して、どのように動いているのか?
姿勢や、骨格はどうなっているのか?
筋肉はどこについていて、どんな役割をするのか?
内臓の機能は?
ホルモンの働き、神経の作用は?
血液やリンパの流れとは?
五感や脳の働きとは?
深めれば深めるほど、奥深い人間の神秘的な構造を勉強することができる解剖学。
セラピストとして大切なことは、ただ知識を入れることではなく、その知識をどのように扱うのか?を、知っておくことだと思います。
例えば、姿勢が悪くなることで、日常生活で負担のかかる部分が出てきて、腰や肩に痛みが出ることになるます。
それだけではなく、姿勢が悪いと、精神的に落ち込みやすくなったり、考えがネガティブになります。
筋肉のバランスが崩れたり、内臓にも負荷が増えて、腹痛や生理痛の原因にもなります。
血液循環が悪くなることで、冷えの原因にもなり、運動機能も低下します。
ヒトツの事柄を見ることで、人の心と身体に起きる、様々なつながりを見ることができるようになります。
お客さまによって、原因が姿勢からくる人もいれば、怪我から来る人もいます。
精神的な問題から始まる人もいれば、ホルモンの不調が原因になる人もいます。
基本的に、全てがつながっているので、どこからお客さまにアプローチしたとしても、必ず結果にはつながります。
大切なことは、セラピストのすることが、お客さまの抱えている問題をどのようなプロセスで、どのような流れで、改善していくのか?
なんのために、セッションを行うのか?
を、理解しておくことです。
解剖学を勉強することで、セラピスト自身が、提供していることを理解できて、お客さまに説明できるようなります。
それが、経験からくるものでも、知識から予測されるものでも構いません。
セラピスト自身に、“それをする明確な理由“があることが、全てに繋がっていきます。
同じ技術であっても、“明確な理由”を持っているのといないのとでは、セラピストの行動も、お客さまに提供できる結果も、お客さまに与える安心感も、すべてが変わってきます。
もし、自分の提供しているモノが、よく分かっていないのであれば、“なんのために、どのように作用するのか“を、一度、深く考えてみてください。
“なんとなく“やっていたことが、少しクリアーになるだけで、結果が大きく変わることも、少なくありません。
そうやって、お客さまのためにも、セラピスト自身のためにも、少しづつ知識を深めていける楽しさが、セラピストという仕事の魅力のヒトツだと、僕は思います。
今日は「セラピストのための解剖学:体と心のつながりを理解する」というテーマで、ブログを書かせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このブログでは、セラピストを目指す方々や、すでに活躍しているセラピストの皆さんに役立つ情報をお届けしています。
セラピスト向上委員会、向上長のSatoshiでした。
それでは、今日も、楽しんで頑張ってください♪
ありがとうございました。